こんにちは!
アカシックレコードリーダーのきょんです。
リーディングをさせていただいたお客様よりご感想をいただきましたので、シェアさせてください。
対人関係のリーディングについて
今回は、「娘さんとの過去世での繋がりから今世の子育てのアドバイスを知りたい」というお母様からご依頼をいただきました。
対人関係のリーディングでは、ご依頼者様だけでなく、お相手のアカシックレコードにも入ってリーディングをしていきます。
お相手のに入らなくても過去世での関係性はある程度は分かります。
ただそれは、あくまでもご依頼者様側の魂から見た相手に対する記憶であり、相手の方が実際には何を考えどう感じていたのかまでは正確には掴めないのです。
ですから対人関係のリーディングの際は、できるだけお相手の情報を揃えていただき、その方のアカシックレコードにもアクセスさせていただく方が正確なリーディングとなります。
私は18歳未満のお子様のアカシックレコードにアクセスする際は、ご本人の魂にアクセスされることを望むか確認するようにしています。
リーディングをすることで、お子様本人の魂の設定(ブループリント)に親が介入しすぎることは推奨されないのですが、どうしてもリーディングを希望される保護者の方には、その理由をきちんとご説明した上で、さらにお子様本人の魂にも確認を入れます。
今回はお相手である娘さんの魂に「お母さんがあなたとの過去世での関係性を知りたがっているけどアクセスしてもいいですか?」と尋ねたところ、「見て!見て!」と言わんばかりの大歓迎を受けました。
ではさっそく過去世を見ていきたいと思います。
幸せな日常が壊された日
乾燥した砂漠地帯にある町が見えてきました。
色でいうと砂漠のラクダ色と、家々に使われている石や木材の白・グレー・茶色…。
こういう景色はたいてい中東あたりなのですが、アカシックレコードに尋ねてみると17世紀のシリアでした。
1人の女性が家の前でしゃがんで何か作業をしています。
長くて黒い髪を無造作に束ねたその女性は30代ぐらいで、この女性が今回のご依頼者様(お母様)のこの時代での姿になります(以降、「女性」と呼びます)。
女性は誰かに話しかけられ声の方に振り向くと、白髪交じりの男性が通り過ぎていくところでした。
男性は市場に物を売りに行く途中のようで、その行く先を女性に伝えているようです。
この男性はこの時代の女性の父親であり、今世においてはご依頼者様の娘さんです(以降、「父親」と呼びます)。
この時代では親子関係が逆転しているんですね。
お二人は同じ時代に関係性を持って生きていた回数が少なくとも15回以上はあり、今回はご依頼者様のご質問内容からシリアでの過去世を見せていただくことができました。
さて、父親が向かう市場は古くからある大きな洞窟の広い入口付近で開かれるのが定番のようです。
市場に着き、売り物のドライハーブを慣れた手つきで並べていたその時に悲劇が起こりました。
この一帯を度々襲う大規模な盗賊一味が突然市場に乱入し、奪える金品を容赦なく奪っていったのです。
あたりは逃げ惑う人々でパニックとなり、抵抗しようとした父親は、盗賊の一人に斧のような鈍器で殴られ殺されてしまいます。
その後、盗賊たちは女性の住む町をも破壊しながら、あらゆるものを根こそぎ奪っていきました。
幸い、異変を察知した女性は身を隠し無事でしたが、町の様子はすっかり変わり果ててしまいました。
父親の身を案じた女性が急いで洞窟に向かう途中、1人の男の子が泣きながら近づいてきます。
どうやら両親と離れ離れになったようです(実はこの男の子は今世の息子さんです)。
可哀そうに思った女性は、その子と手をつないで洞窟に向かいました。
洞窟はすでに血の海となっていて、多数の遺体が転がっています。
その中に事切れて変わり果てた父親の姿を見つけた女性はその亡骸を抱きしめようとしましたが、一緒に連れてきた男の子が恐怖のあまり泣き叫ぶ様子を見て、抱きしめるのを諦め、一言慰めの言葉をかけると必死に涙を堪えてその場から離れていきました。


